2020年は新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした、経済への打撃は日々深刻さが増しています。政治や経済の既存の考え方やシステムの大転換が迫られている今日の社会は、まさに明治維新と同じ転換期と言えます。
昨今、500社を超える企業を果たした日本を代表とする経済人であり、埼玉県ゆかりの偉人『渋沢栄一』に関心が高まっています。来る2021年にはNHKの大河ドラマ『青天を衝け』の主人公となっています。
また、渋沢氏の肖像は2024年度(令和6年)より新一万円札の表面(おもてめん)の図柄にもなっています。人類未曽有の危機に直面している今だからこそ『日本資本主義の父』と呼ばれる氏の言葉に一縷の光を見出そうとしているのではないでしょうか?
渋沢氏の言葉に『天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である』があります。
夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
一人ひとりに天の使命があり、
その天命を楽しんで生きることが、
処世上の第一要件である。
人には天命があるといいます。天命を信じる人も信じない人もいると思いますが、渋沢栄一は人には与えられた天命があるという考えを持っていたようです。
ここで言う天命は、夢と言ってもいいかもしれません。幸せになるためには、夢を持って、理想を描き、実現していくことが大切だと渋沢栄一は語っています。
さて、セゾンハウスは、本年2020年11月に新代表取締役に山市祐太が就任し、新たに取締役会長に山市泰久が就任いたしました。混迷の時代に新たなステージを迎えました。
来る2021年、私たちセゾンハウスは、お客様と共に創造する新たな価値を追求する不動産の専門家集団として更なる飛躍の年となるよう務める所存です。
2020年コロナ禍の年末は、密を避け、移動の自粛が呼びかけられています。ステイホームの静かな年の瀬に、私たちの郷土埼玉県の誇れる偉人『渋沢栄一』の代表著作『論語と算盤』をいまいちど紐解き、幸せな未来をはじきだす算段を試みようと思います。
来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
記事の投稿者
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