本年、2021年も新型コロナウイルスとの戦いに始まり終わりそうです。ウイルスという、人類共通の脅威に、地球規模での対応が迫られています。この戦いの中で、より速く・より遠くに・より合理的にと、従来の価値観を是としないデジタル社会へ変革が加速しました。
さて、日本では、来年2022年4月に、民法の定める成人年齢が18歳に引き下げられます。生まれた時からインターネットで世界とのつながりを持っているジェネレーションZと呼ばれる世代です。
これまで、人類は科学技術と智慧により、経済圏をどんどん開拓し、地球規模での発展を推し進めてまいりました。そのことが生態系の破壊・気候変動や、経済社会の副作用としての格差をもたらしました。これは、成長と分配の格差を同時に考えることがなかった事が原因と言われています。
しかしここに、サスティナブルな資本主義の真髄があります。環境や社会との共存を視野に、市場経済を運営していかなければならないのです。そのためには、地球上に生きる全ての生命体への多様性を確保する経済発展を推進する事、つまり教育現場での起業家教育やメイク・ア・ディファレンス（自分は人と違っていい）という風土を育てることが必要ではないでしょうか？
新年2022年の干支は寅です。寅は千里往って千里帰る。と言われています。活力ある行動の年。やるべきことはやる。机上の空論に終わらぬよう、実行あるのみ。
それから、18歳新成人おめでとうございます。成人年齢引き下げの不安要素はありますが、若い力に大いに期待し、大いに盛り上げ、健やかで、希望溢れる世の中になるよう導くことが、私たち先を行く者の務めではないでしょうか？
セゾンハウスも、SDGs参画企業として、不動産業を通し、若い力を活かし、地域社会のお役に立ち、地球規模の難問に真摯に・逞しく向きあう所存でございます。
最後になりましたが、本年に頂きました格別のご厚情に心よりお礼申し上げます。
n子
記事の投稿者
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